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奇跡のワンショット
 小豆島の寒霞渓に向かうドライブウェイの途中に「裏八景」に入る細い山道がある。ここに車で突っ込んでいって「この先は車が入れない」という看板のところで車を止めて、一応舗装はされているが車の入れない山道を徒歩で登っていると、道の右側に、次々に奇岩が現れるのである。巨大なソフトクリームというか、全長2キロくらいの鳥が落としたフンみたいな岩山。亀が首を伸ばしているような、しかし違う角度から見るとトカゲが盆踊りをしているような岩…そんな中にひときわ異様な岩が、正面の木々の間から出現する。それが、これ。
 見よ、この、生えてきたのか落ちてきたのかさえわからない奇岩。スタンリー・キューブリック監督がこれを見て『2001年宇宙の旅』の「モノリス」を作った…という話を今作ったが、浸食である。自然の驚異である。おそらく数千万年、数億年という気の遠くなるような時間をかけて、ネコか何かがツメを研ぎ続けてこうなったのだろう。

ごん「絶対違います」

ま、おおかた南米ギアナ高地にある巨大な穴を向こうで押し込んだ時にこっちで押し出されたというところが真相だろうが、

ごん「それも絶対違いますって!」
団長「ほなどやってできた言うんや!」

開き直っても何も解決しない。とにかくこの辺には異様な岩山が点在する。聞くと、これらの岩山は「裏八景」と呼ばれ、寒霞渓側の表十二景と合わせてしかるべき人たち(誰や)にはよく知られているらしい。
それにしてもずっと上り坂である。ま、登っているのだから当たり前なのだが、舗装はされているものの、人を休ませない過酷な坂道である。目的地まであとどれくらいあるのかもわからない。途中で道しるべを見つけて一瞬喜ぶが、見ると「石門まで一丁」とある。想像もできない単位である。何か、石門まで40キロくらいありそうな恐ろしい響きのある単位であるが、そこから100メートルくらいで岩の中に仁王さんみたいなのがいる大師堂に着き、すぐ上に石門がある。
ちなみに、さらに先には山頂(寒霞渓)に向かう過酷な過酷な坂道が続いていますので、チャレンジャーは登ってください。この先もまた、ミステリアスな距離表示が待っていますが(笑)、1時間もはかかりません。
「軟体腰」の名店なかむらの土手沿いにある、謎の「うなぎサービス」の看板。何でこんなところでうなぎをくれるのか? と思った瞬間…
介護サービスかい!
さぬきうどん小ネタ集

ごん 秋の行楽シーズンがやってまいりました。

団長 英語のテストで「She isn't liar.(彼女はウソツキではない)」を「シーズン到来や!」と訳したやつがいたらしい。

ごん ま、明らかにネタですけど、そうじゃなくて「讃岐うどん巡り」にも絶好の季節になったということで、未だうどん巡りをしたことのない全国8000万人の方々に、ぜひ団長からアドバイスをお願いしたいと。

団長 もうあちこちで書いたりしゃべったりしてるけど、そうか、まだ4000万人ぐらいにしか伝わってないか。わかりました。ではまず、初心者にぜひ押さえて頂きたい、バラエティかつ文句なくうまい定番の10軒を並べてみよう。
うどん巡りの総本山
山越(やまごえ)うどん」
田園うどんの桃源郷
「がもううどん」
伝説のうどん小屋で食べる軟体腰
「なかむら」
秘境に走る衝撃の青唐辛子漬け
「谷川米穀店」
神の手を持つ大将に出会う
「田村」
山中に忽然と現れる珠玉の山小屋うどん
「やまうち」
王者のつけダシで食べる恍惚の釜あげうどん
「長田in香の香(かのか)」
一般店の西の王者
「おか泉(せん)」
一般店の東の王者
「はりや」
半熟卵天を極める超人気天ぷらの店
「竹清」
ごん 黄金のラインナップですね。

団長 個々のお店情報は、もうネットや雑誌に山ほど載ってるからそっちで確認してもらうとして、巡り方のポイントを一つ挙げておきましょう。それは、なるべくタイプの違う店を交互に行くこと。

ごん 鉄則ですね。驚きとおもしろさが倍増しますからね。

団長 個人的な感想ですが、がもうと山越の間には、田村の醤油うどんかなかむらを挟みたい。それから、山越とやまうちの間には谷川米穀店を挟みたい。あとはどう組んでもええ。

ごん それをまとめますと?

団長 がもうと山越とやまうちは、もちろんどれも超行列のできるS級の店だから絶対満足するけど、田村の醤油うどんとなかむらの軟体麺と谷川の青唐辛子醤油うどんがあまりにユニークなので、間に挟むとすごくアクセントになるというわけです。

ごん 本当は平日に巡ると行列も少なくて一番いいんですけどね。

団長 ほんまになあ。連休の行列はすごいからなあ。上海万博の関係者が調査に来とったんちゃうかと思うぐらい。

ごん ウソですからね!

団長 あと、定休日はちゃんと調べて行って下さいね(笑)。
「釜揚げ麺」と「水締め麺」
 讃岐うどんを食べる時の麺には、「釜あげ麺」と「水締め麺」の2種類がある(厳密にはあと「打ち込み麺」があるが、これは打ち込みうどんの時だけだから割愛)。

 「釜あげ麺」は、ゆで上がった麺を釜から取った状態の麺。「水締め麺」は釜から取った麺を水で洗ってピシッと締めた麺。従って、釜あげ麺は熱々で少し柔らかく、麺の艶も腰も少し控え目。水で洗って締めた水締め麺は、麺に艶と腰がしっかり出る。

 釜あげ麺に生卵を入れて醤油をかけて食べるのが「釜玉うどん」。釜あげ麺をつけダシで食べるのが「釜あげうどん」。あと、釜あげ麺にかけダシをかけたのが「釜かけうどん」。

 一方、水締め麺を湯で温めてかけダシをかけたら「かけうどん」。かけうどんにいろんな具材を載せて、「天ぷらうどん」や「きつねうどん」等に展開していく。水締め麺を冷たいままつけダシにつけて食べるのが「ざるうどん」。水締め麺にぶっかけダシをかけると「ぶっかけうどん」…というのが、讃岐うどんの麺とメニュー名の基本形だ。

 ちなみに「冷凍うどん」は、一旦水で締めたうどんを冷凍してあるから、解凍しても「釜あげ麺」にはならない。だから、冷凍うどんを解凍して出している店に「釜玉うどん」のメニューがあったら、それは釜玉ではない。また、「釜玉用冷凍うどん」というのも間違い。でも「麺通団レギュラーシリーズ」をはじめとする半生うどんは、ゆでたら「釜あげ麺」になるから、釜玉うどんができます。
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