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2019年12月の日記
2019年12月24日(火)

 土曜日の夜、コピーライターのT山から「明朝の田尾さんの見解のアップに注目しています」というショートメールが来た。実は先週の火曜日の朝、がもうでうどんを食べていたらガモムスから「有馬記念は何ですか?」と振られたので、半分冗談で「今回は普通に買うたらあんまりおもしろくなさそうなので、久しぶりに暗号馬券で遊んでみようかと(笑)」とか言ってたら、どうもガモムスからT山に「田尾さんが久しぶりに暗号解読するみたいですよ」という連絡が行ったみたいで、それを受けての「暗号解読の結果を日記にアップして欲しい」という希望メールであった。

 私がGTレースの暗号解読チームを結成して遊んでいたのは、1980年代から90年代初頭までである。当時の我々の(といっても私と「ビニール解体工場」のDEKUさんの2人だけだけど)暗号解読の元は、
@ビッグレース(今のGTレース)の直前に出る日本中央競馬会の「サラブレッドインフォーメーション」という新聞広告のキャッチコピー。
Aビッグレース当日の夜に放送される「日曜洋画劇場」の映画の内容。
の2つがメインで、その解読内容は『月刊タウン情報かがわ』の誌面でも何度もレポートしていたのであるが(この日記にもその武勇伝をまとめて書いたことがあるので再掲は割愛)、それが笑いどころ満載の上に5割以上の的中率を誇っていたため、当時の私を知るT山が「御大復活!」とばかりに催促してきたらしいのである。

 で、T山のメールには補足情報として、
・「令和」から、「レイデオロ」と「ワールドプレミア」の馬券が話題になっている。
・「ワンチーム」から、馬名や騎手や馬主の名前に「ー」を含む馬はどうか?
・さらに拡大解釈して、数字の「1」イコール「アイ」を名に含む馬はどうか?
といった解読が付記されていた。要するに、「今年起こった大きな話題が有馬記念の勝ち馬を暗示する」という暗号解読法である。

 ちなみに、暗号解読の元が「サラブレッドインフォーメーション」と「日曜洋画劇場」全盛時代(何の時代や・笑)から「社会の話題」に移行し始めた最初の事件は、1989年(平成元年)の5月14日に行われた安田記念である。この年の4月11日に、タケノコ採りをしていた人が竹林の中で1億円だったか2億円だったかの入ったスポーツバッグを発見して日本中が大騒ぎになったのであるが、その1ヵ月後の安田記念で10番人気の「バンブー(竹)メモリー」が勝って、「社会の大きな話題がビッグレースの勝ち馬を暗示する」という説が一気に広がったのである。

 それを受けて我々は、その年の暮れの有馬記念で「今年最大の話題は元号が『平成』に代わったことである」と決めて、まず「平成1年」ということで、馬番「1」の「オグリキャップ(1番人気)」と、馬名に「1」が入っている「イナリワン(4番人気)」、あと無理やりであるが「平らに成る」ということで馬名に「ー」が一番たくさん入っている「スーパークリーク(2番人気)」の3頭を買ったら、1着イナリワン、2着スーパークリークでほんまに的中した!

 続いてもう一つ、我々の記憶に残る「社会の大きな話題からの暗号解読」は、1991年の皐月賞である。この年の皐月賞は4月14日に行われたのだが、その直後の4月18日に当時のソ連からゴルバチョフ大統領が来日して「日ソ共同声明」を発表することになっていて、皐月賞の前には「北方領土が返還されるかもしれない」という話題で日本中のマスコミがこれまた大騒ぎをしていた。そしたら、皐月賞に「カネハボマイ(11番人気)」が出走してきたのである! こんなあからさまな暗号があろうか! ということで、我々はカネハボマイの単勝と枠連総流しをかけたら、結果、カネハボマイは18頭立ての17着。「あちゃー」と思ったら、4日後の「日ソ共同声明」で北方領土はちっとも返還されなかったという、「社会問題が皐月賞の勝ち馬を暗示していたのではなく、皐月賞が社会問題を暗示していた」というオチが付いた事件であった。

 もう一つ行きましょか。1992年の有馬記念。この年は6月に「PKO法案」が可決して日本中が大騒ぎになったので、それを受けて我々は「PがKOする。すなわち、馬名にPのつく馬が他馬をKOする」と解読し、全出走馬の中でただ1頭の「P」を含む「メジロパーマー(15番人気)」の単勝と馬連総流しを買ったのである。そしたら何と、ほんまにメジロパーマーが勝っちゃって、単勝4940円、馬連3万1550円も付いちゃった(高笑い)。

***

 ま、その他にも解読失敗や地味な当たりや解読不能で“見(ケン)”のレースが山のようにあるのだが、書いてたら切りがないのでこれぐらいにしといてやる。しかしいずれにしろ、「社会の大きな話題からの暗号解読」はたいてい1年の締めくくりの有馬記念が一番ふさわしいので(2001年にアメリカ同時多発テロが起こった時の有馬記念で「マンハッタンカフェ」と「アメリカンボス」が1、2着になって馬連4万8650円を付けたのはあまりに有名)、「しょうがない、久しぶりに解読してみるか」ということで、土曜日の夜、20年ぐらいぶりに必死でこねくり回してみました。

 といっても、解読ネタとなる今年の大きな話題は、やはり元号が『令和』になったことと、消費税が10%になったことがツートップ。そこで、数時間の苦闘の結果、以下のような解読に至りました。

@一応「令和」から、「レイデオロ」と「ワールドプレミア」。
A「平成1年にイナリワン」だけど、今年の出走馬に「ワン」も「イチ」も「ファースト」もいないので、「令和1年」で「0」と「1」で、馬番10番の「サートゥルナーリア」。
Bさらにひねって、「0」と「1」をくっつけてできる数字の「6」番の「リスグラシュー」と「9」番の「アーモンドアイ」。
C消費税は10%になったので、ここでも10番の「サートゥルナーリア」。

 その他、「令和」は万葉集から取ったらしいので「万葉ステークス」に関連するの馬を探したりして途中であれこれと思考は紆余曲折したけど、結局シンプルにこれだけに絞って、馬連で7点(ワールドプレミアはレイデオロ以外との組み、合わせでは暗号にならないので消し)。

 というわけで、すまんのー、T山。土曜の夜、あまりに夜更かししすぎて日曜日は朝寝をして、起きてそのまま夫婦で「山とも」と「中村(やお)」のうどんのダブルヘッダーをしよったら日記にまとめる時間がとてもなくて事後アップになったけど、当たっちゃった(笑)。
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