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2008年11月の日記
2008年11月28日(金)

 授業を2つ終えて昼、研究室に帰ったら携帯にまたチンペイから連続して2つも着信が入っていた。しょーがないなー。で、電話したら、

チン「すんません、授業終わったかなと思って電話したんですけど」
田尾「授業中は俺、いつも電話携帯してないがな。研究室に置いたままや」
チン「あ、そうなんですか」
田尾「で、何? またメロンでも届いたんか?」
チン「はい、またメロンが届きました」
田尾「うそやろ! ほんまか!」
チン「ほんまです。今度は京都から」

 寸借詐欺事件からもう4週間にもなるというのに、何という展開力のあるネタだ(笑)。イナゴ軍団(N添、T田、蓮I、松D)と一緒に教学課に行くと、メロン2個入りのきれいな化粧箱が届いていた。中を開けると、おおー! 静岡メロンが2個! 

田尾「何かメッセージ入っとるか?」
チン「いや、ないですね」

 さわってみると、固い。

田尾「この固さは、たぶんまだ食べられんぞ。これはたぶん、1週間ぐらい置いてから食べた方がええんちゃうか?」
チン「何か紙が入ってますよ。“12月3日頃が食べ頃です”と書いてあります」
田尾「うわ、当たったが」
チン「何か田尾先生、スズメバチの次にメロンも語れるようになってきてるんちゃいます?」

 などと言っていると、イナゴ軍団の目が「メロン欲しい光線」を発しているのに気がついた。

田尾「しょうがないのー。1つやるわ」
N添「わーい!」
田尾「君ら4人おるから、一人4分の1ずつ食べられるぞ。ただし、他のやつに知られるたびに取り分が減っていくことになる(笑)」
蓮I「内緒にしとかないと(笑)」
T田「内緒にするために一番必要なのは、田尾先生がブログに書かないことです」
田尾「わかった。書く時は伏せ字にしといてやる」
松D「何か田尾先生の伏せ字、バレバレみたいな気がするんですけど…」
田尾「とにかく12月3日までは食べるなよ」
蓮I「おあずけですね」
田尾「それまでメロンの表面の筋で迷路でもしよれ」
松D「どんな暇つぶしですか!」
チン「あの、僕、まだ1個ももらってないんですけど」
田尾「しょーがないなー。次2個来たら1個やるわ」

 わーわー言いながらメロンを持って帰って、それからテレビに出て家に帰ってふと箱に貼ってある差出人の名前を見たら、別府君やがな! いやー、すまんのー。ほんま皆さんすんません。もうこれ以上書いてたらメロンを強要することになりそうなんで、気の毒なんでどうぞお気をお遣いにならずに。皆さん本当に無理なさらないで下さいね。つばさっちはまだ送ってきてないけど(笑)。
2008年11月27日(木)

 静岡メロンはとてもおいしいことを皆さまにご報告しておきます(笑)。頂いたメロン、丸いままの皮をさわったらもう柔らかいの。私は果物は柿も桃もスイカもだいたい固いのが好きなので「ちょっとどうかなー?」と思っていたのだが、このメロン、柔らかいので半分に切ってそのままスプーンですくって食べたら、うまひー! 私はテレビを見ながらメロンをすくっては食べ、すくっては食べ、そのうち果汁がたまってくるので半玉のメロンをそのまま器にしてグーッと果汁を飲んで、またすくっては食べすくっては食べ果汁をグーッと飲んで…。静岡メロンは私の中では、もはや夕張を超えたね(笑)。ま、要するに熟れたメロンはみなうまいということで。

 見てたテレビは、昨日A藤から勧められた「カンブリア宮殿」のBSでの再放送。生徒数が激減して廃校の危機にまで陥った同高校を人気校にまで立て直した女性校長がゲストで、生徒たちがビジネスの視点でレベルの高いいろいろな取り組みをやっているのが紹介されていた。取り組みはどれも素晴らしいものばかりだったのだが、番組の視点が私の期待にはちょっと物足りなかったというか、肝心のところが飛ばされていた感じ。危機的な学校や会社を立て直す時に一番知りたいのは、一番最初の「立ち上がっていくところ」の過程なのだが、素晴らしい取り組みがあったから生徒が集まってきたのか、優秀な生徒が集まってきたから素晴らしい取り組みが実現したのか、もちろんそれらは「両輪」であることは言うまでもないのだが、両輪であっても必ずタイムラグがあって、最初は偏差値も出せないような生徒数だったのだからテレビで紹介されていたような生徒と企業のコラボレーションはいきなり実現したのではないはずで、そこが詳しく紹介されるのかと思ったら、番組は現在の素晴らしい状態を中心に紹介していて、あー、やっぱり「カンブリア宮殿」でも私らビジネスの現場の人間でなくて一般視聴者に向いて作られているんだなあ、と改めて思った次第である。

 かつて同番組で「活性化に成功した商店街」をテーマに高松の丸亀町商店街が紹介された時、成功のカギを「地権者たちの意思統一とやる気だ」みたいにまとめていたが、あの時も番組は一番肝心な「お金」の話をスルーしてしまって拍子抜けしたのを覚えている。紹介された丸亀町商店街の再開発は、あの頃ネット上で公開されていたデータによると総額62億円の事業費のうち33億円が補助金で、それを獲得できたことが一番のカギであることは明白なのに(事実、補助金がついたら開発計画が動き出し、補助金が凍結されたら計画が止まっているんだから)、番組はそれにまるで触れずに終わった。いい番組なんだけど、やっぱりそういう作り方になるんだ。でもまあ今日の番組を見て、いろいろヒントと「やる気」をもらいました。

 今日は朝一でメロンのお礼のインタレストの発送準備をして、授業の前に教学課に行ったらチンペイが、

チン「日記、うまいことまとめてましたね。けど何か、僕が“元を取った”ことばっかり気にしてるイヤなやつみたいに思われません?」
田尾「思われるやろなあ(笑)」
チン「いやいやいや、それ、フォローしといて下さいよ」

 などと言っていたら漆原先生が通りかかってチンペイに

漆原「メロンの分け前もらった?」
チン「いや、もらってないです」

 こらこら! それ、俺が一人でメロン取り込んだイヤなやつみたいやないか! ま、取り込んでるんやけど(笑)。
2008年11月26日(水)

 そういうわけで朝、授業を一つ終えて教学課に行ったらチンペイが箱を出してきたのである。箱に貼ってある宅急便のシートを見るまでもなく、もうメロンの香りがしよる。メロンの香りのする爆弾でない限り、間違いなくメロンだ。

田尾「ええわ、俺が開ける。カッター貸してくれ」

 カッターを借りて箱の上を切り始めたらチンペイが

チン「あ、そこじゃないです。いいです、僕がやりますから。段ボール箱をそこから切り始める人、初めて見ましたわ」
田尾「俺はメカにも弱いけど、箱を開けるのも弱いんじゃ」

 チンペイが箱のサイドの角のテープの所から切り始めて、中を開けると、おおー! メロンが2つ入っとる! さらに、ハガキが1枚入っていました。

「田尾様 はじめまして。団長日記楽しく拝読しております。メロンの項、腹の皮がよじれる程笑いました。すると翌日、到来モノでメロンが七ツも届きました。これも何かの因果かもしれませぬ。ウチは夫と2人きりなのでそんなに食べられませんので2ツお送りします。ご笑納ください。何も知らん人に貰って悪いワと思われたら、インタレストを下さい。念のため書き添えますが、くだんのメロンのオジサンとは何の関係もありません」

 そういうわけであった。すんません、ほんま、ありがとうございます。まさかこのタイミングで家にメロンが余ってしまった人がいるなんて。しかも静岡メロン(笑)。我が家も家内と2人ですが、メロン2つは食べられます。インタレストも送りますんでご笑納下さい。

チン「これで完全にもと取りましたね。日記も何日もネタ持ったし(笑)」

 こんな温かい話を「もと取った」などという品のないオチで終わらせてはいけません。ほんまにありがとうございます。帰ったらメロン送りたいぐらいですが、「終わらんメロンの送りあい」になったらいかんので貰いっぱなしにしておきます。

 今日の昼はイナゴレディースの中西、蓮井、多田にせがまれておか泉に突撃。並んでたら注文を取ってた大将に言われた。

大将「今日は何? 授業の一環で?」
田尾「ちゃう、ただの昼飯」

 やっぱり私は授業でうどん屋を巡っていると思われているみたい(笑)。改めて言うときますよー。私は授業でうどん屋も巡ってないし、うどんの打ち方も教えてませんよー。ましてや学生をうどん屋に連れて行って授業に遅れたりもしてませんから(笑)。
2008年11月21日(金)

 授業を2つと会議を一つ終えて午後1時半、研究室で残務をして隣のインタレスト編集室に行ったら、イナゴ軍団の学生7〜8人がたむろしていた。

多田「今さっき松田たちとはまんどに行ってきたんですけど、大将が“インタレストが欲しい”言ってたんで今度持って行ってもいいですか?」
田尾「あ、はまんどに持って行くの忘れとったな。ええわ、俺、ちょうど昼飯やからはまんど行ってくるわ」
八阪・蓮井「わー! はまんど行くー!」
多田「私も行くー!」
田尾「お前、今食べてきたとこやないか!」
多田「大丈夫です。まだ入ります」
野添「私も行くー」
田尾「お前今から何か食べようとしてるやないか!」
野添「大丈夫です。もうフタしました」

 ほんまにもー。このメンバーで行ったら絶対俺がおごってやることになるやろ? 昨日の六車の80円、全部吹っ飛ぶやないか。しかも寸借詐欺の1万円の後やし(もうええっちゅうに)。ま、そういうわけで結局6人ではまんどに行って、注文して待ってたら携帯電話が鳴った。見ると、兵庫県にいる長女のあぶからだ。めったにかかって来んのに何事かと思って電話を取ると、

あぶ「今、はまんどにおるやろ」
田尾「何でそんなことがわかるんや!」
あぶ「うちの情報網や」
田尾「どんな情報網や!」
あぶ「今、高校の部活の時のコーチからメール入って、“お父さんがはまんどにおる”って(笑)」
田尾「ほんまにもー、何ちゅう電話や。で、用事は何や?」
あぶ「それだけ」

 毎日いろんな事が起こってます(笑)。楽しそうに見えるかもしれませんが、今から年末までものすごい数の仕事を抱えています。インタレストを含むプラクティカム(実践科目)を5つ担当していて、それぞれ1月末の活動発表会で発表する活動報告作品(DVDやパワーポイントで10分ぐらいの作品にする)の企画制作を指導せないかん。さらに、雑誌制作ワークショップの授業では学生を8チームに分けて、それぞれが「四国学院の“人”」をテーマに2ページずつの特集を作っているのを指導(1月中旬に全部まとめて20ページくらいのおもろい冊子に仕上げる予定)。もう一つ、観光情報発信論では学生を5チームに分けて「香川と四国の新しい観光情報発信企画を作る」というテーマで企画作成させているのを指導(1月中旬に企画書が5本完成する予定)。これが全部同時進行しているので、今私は企画の「18面指し」状態です。けどまあ、学生も指導しているうちにだんだん上手になってくるし、こっちも脳の活性化になるし。今年も年末年始返上で頑張りますか。
2008年11月20日(木)

 朝9時半頃、大学のそばの銀行に行って両替をして大学に帰っていたら、おそらく起きたばかりであろう学生の宮井と六車に出くわした。

六車「あ、田尾さんや」
田尾「うぃーっす」
宮井「おはようございます。田尾さん何か飲みます?」
田尾「何?」
宮井「いや、今から自販機でコーヒーとか買おうと思って」
田尾「おごってくれるんか」
六車「じゃんけんで負けたやつがおごるんです」
田尾「俺もじゃんけんに入るんか」
宮井「もちろんです」

 なんだかなあ(笑)。自販機の80円のコーヒーを賭けて朝から学生とじゃんけんかー。けどまあせっかくの学生の申し出をむげに断るのも何だと思ってじゃんけんしたら、一発で勝ち抜けじゃ。続いて宮井が勝って、六車のおごりで「牛乳屋さんのコーヒー」80円をゲットいたしまして。

六車「朝起きていきなりへこむわー」
田尾「大丈夫や。今日一日、絶対ええことあるよ」
六車「そうですかね」
田尾「俺らに」
六車「僕とちゃうんですか!」

 私は学生相手でも80円のコーヒーでも全力だ(笑)。今日は授業が2つと会議が1つ。終わって夜は高松冬のまつりの会議にうちの学生たちがボランティア担当で参加するので、付き添いで私も参加して、夜の9時頃家に帰った。最近ちょっと体重が戻り気味。峰山に登ってももう一つ体重が落ちん。一昨年の冬はそうでもなかったのに、去年の冬は運動しても体重があまり落ちなくて、今年も9月頃まではええ感じだったのに秋を迎えるとあまり落ちなくなった。去年から変わったということは、思い当たる原因は…スズメバチか! あいつに刺されてから体がスズメバチ体質になって、秋になると冬ごもり対策で体が栄養をため込むようになったんか! これ、手首突き出したら糸が出るんちゃうか?(今、頭の中のちっちゃいごんが「それクモ。スパイダーマンちゃいますから」という冷たいツッコミをしたけど)

 ま、たぶん千葉産の南京豆の食べ過ぎだと思います。FM香川の『うどラヂ』のリスナーでインタレストの読者の方がまた千葉産の南京豆を4袋も送ってきてくれまして、1袋はFM香川に、1袋はインタレスト編集部に置いて、私が2袋も取り込んでおりまして(笑)。あと、インタレスト宛てに高いラスクやら馬路村のゆずドリンクやらいろいろ送って頂きまして、皆さん本当にありがとうございます。あと、メロンが届いたら言うことないんですが(笑)。
2008年11月17日(月)

 ちょっと気合いを入れて仕事をしてました。ま、いつも全力ですけど(笑)。1年生対象の木曜日のワークショップの授業で、後期に入って毎週のように文章のトレーニングをしているのである。内容は、情報誌の中のよくできた文章を丸写しする(文章のリズムを掴むため)、情報誌の文章部分だけを見て見出しを付ける(ポイントを抽出する訓練)、情報誌の中のデキの悪い文章を見て修正させる、情報誌の中の誌面を見て校正する(1ページに10カ所くらいのいろんなタイプの間違いがある雑誌がありまして・笑)等々…。何で情報誌かというと、あれは「人にものを伝えて動かす」という明確な目的を持った文章で、社会に出て営業する時や人とのコミュニケーションを取る時などいろんな場面で結構役に立つからである。別に文章を書く人材を育てているわけではない。1年生だから、まだ広い意味で役に立つかもしれないという段階の、ワークショップである。

 で、トレーニングを踏まえて今週、いよいよ文章を書かせたわけです。見出しが20字以内、本文が20字×16行、テーマは「自分のお気に入りの店、物、場所の中から一つ選んで、読んだ人が行きたくなるように(買いたくなるように)紹介しなさい」。「最優秀賞1名、優秀賞3〜5名、入選10人くらいに私からプレゼントを出す」言うて、60人くらいが書いて提出した原稿を全部読んで入賞者を決めて、さらに、まあ言うても学生の素人だから入賞原稿上位10本ぐらいについて全部、私が修正した模範原稿を書いておりまして、さっき全部原稿を書き終えました。次の授業で入賞者発表とともに模範原稿を比較提示してやる予定。

 毎年発見があっておもしろいです。およその傾向は、女の子は何か「店内は白を基調とした明るい雰囲気で…」みたいなどこかで見たような文章でまとめてくる。「そういうのを書いたらいかん」言うても書いてくる(笑)。男の子は、うちのクラスはやんちゃなやつが多いこともあるけど技術的にややお粗末で、しかしポツポツとおもろい構成や表現が飛び出してくる。今年は不覚にもこの私が笑ってしまうような紹介文を書いてきた男子学生が2人おりまして(笑)。どうするかなあ。2年になったらつかまえて本格指導してやるかな。ま、本人にやる気があるかどうかわからんけど。

 土曜日の朝、久しぶりに峰山に行って、体がなまってたので意を決して険しい方のコースを上がっていたら時々顔を合わせていた年輩のご婦人とおじいちゃんに会いました。立ち話をしてたら、何と、もう1年半も見かけなくなっていたあの「世相おじさん」が、何か体を悪くして医者から激しい運動を止められているらしいことを聞かされた。いや、心配するというより、私は死んだのかとさえ思っていたからちょっと安心したという気持ち。そうかー。生きてたのかー。というか、立ち話でご婦人から「田尾さんのブログはどこで見られるんですか?」と尋ねられたから、ここでこんなこと書いてたら筒抜けになってるかも。世相おじさん、心配してるでー(笑)。
2008年11月12日(水)

 インタレストにたくさんの応募メール、ありがとうございました。さっそく感想を送ってくれた方もたくさんいらっしゃいまして、編集スタッフ一同とても励みになっています。暇を見つけてお返事でも書こうと思っているんですが、なかなかできませんで。うちの学生イナゴ軍団がかってに返事出してるかもしれませんが、うちの学生はいいやつばかりなんで、もし失礼な物言いがありましたら国語力の不足だと思ってご勘弁ください。

 ちなみに、メロンの心配をしてくれている方もたくさんいらっしゃいまして(笑)。ほんまにもー、この1週間、いったい何人に「メロン届きました?」とあいさつされたことか(笑)。S原にD々にごん、チンペイ、森T、四国新聞のM車、近藤先生…和田なんか手ぐすね引いて待ってるだろうから電話もしてやらない(笑)。ほんでみんな、こんだけ俺のメロン話で遊んでるのにほんまにメロンくれたのは学科助手の柘野だけやからな。残り物の一切れやけど。こうなったら給付金とやらをもらって全部メロン買うたる!

 しかしあの恥も極まる定額給付金、どうしてくれますかね。10年くらい前の地域振興券の時は「子どもや孫の貯金箱に手を突っ込んで私らがお金を使うなどという恥知らずなことができるか!」という理由で(正確には都村さんが言ってたので)私はもらわなかったのだが、この期に及んではもう今の政権の方々の恥知らずは直らないことが確定ですやん。しかも「景気対策」と言いながら「福祉対策」みたいなことになってるし。景気対策なら配ったお金を今までの上乗せで使ってもらわないといけないのに、一番上乗せで使いそうなお金持ちの方々には「辞退してくれ」って。もう錯乱状態で何が何だかわからなくなってる。

 で、どうしてくれるかなあ、と。もう景気対策に貢献するのはやめて、もらって全部貯金してお金を塩漬けにして、あからさまに政策が失敗したことをみんなが知る方がいいのではないかとさえ思いますね。何か、生きているうちに「先進国の破綻」という大事件が見られるかもしれんと思ったりする。どうしよ。やっぱりメロン、買うかなあ(笑)。
2008年11月4日(火)

 昨日の夜、またnetwaveのメールの送受信ができなくなったので助けを求めてS原に電話したら、開口一番

S原「メロン届きました?」
田尾「届くかい!」

 という会話があった翌日の今朝、教学課に行ったらチンペイが言うのである。

チン「田尾先生、こないだ711教室の教材提示機が壊れてる言ってたでしょ?」
田尾「うん」
チン「あれ、直すのに1万円いるんですけど…」
田尾「…………何のことや……あ、寸借詐欺か!」
チン「いや、田尾先生なら出してくれるかと思ったんですけど(笑)」
田尾「出すかい!」

 授業を終えて昼飯にがもうに行ったら、ガモムスが開口一番

ガモ「メロン届きました?」
田尾「来るかい!」

 もう朝からあちこちで笑い者だ(笑)。ほんでがもうから帰って学科事務室に行ったら助手の柘野が

柘野「田尾先生、メロンありますけど食べます? 崔先生が持ってきてくれたんですけど、これで気を取り直してもらったら…(笑)」
田尾「すんません、いただきます(笑)」

 夕張メロンじゃ。絶対静岡メロンよりうまい!って、どこまで話が広がっとんじゃ! さらに夜、「うどラヂ」の収録に行ったらごんが言うのである。

ごん「たぶんあなたの住所、詐欺仲間に回りますよ。一回引っかかった人の名簿は高く売れますからね」
田尾「ほんまかー。ほんだら今度は郵便で詐欺が来るんか。よーし、今度は引っかからんぞ(笑)」

 皆さま、そのうち郵便の詐欺の手口をお知らせすることができるかもしれません。

田尾「去年はスズメバチに刺されて、今年は寸借詐欺かー」
長谷川「ネタの神様が降りてきてますね(笑)」

 ちなみに阪神も去年、終盤で首位に立ったと思ったらスズメバチみたいな10連敗に刺されて終了。今年は絶好調の時に北京に新井を「寸借」されて、壊されて帰ってきました。そうかー、北京五輪の野球はこの日の前触れだったのかー。
2008年11月2日(日)

 金曜日のヒッチハイクおっちゃんの話を聞いて10人中8人くらいが「寸借詐欺に決まってるやん!」とツッコミを入れていることと思うが(笑)、そいつは何とわずか2日後の今日、軽い衝撃の結末を迎えたのである。

 今日は朝から「讃岐うどんワールド」のロケ。朝8時45分にことでん志度駅前集合ということで、私は初めてことでんの志度線に乗って志度まで行きました。電車が屋島に差しかかったあたりで、窓から見える屋島が驚くべき形に変わりながら過ぎていく。いつも乗っている人には当たり前の光景だろうけど、あれは観光客には感動的な風景です。で、屋島を越えて六万寺の駅に着いたら、たぶん高松北校に行くんだろう高校生軍団が全員降りて、そこから志度まで、3両の電車の乗客は私一人でした(笑)。で、志度駅でRSKのトメちゃんたちと合流して、桐下駄を作っているお店に行って、平賀源内の遺品館に行って、カキ料理を食べて、うどん屋1軒と食料品店1軒に行って、夕方6時頃家に帰ったのである。そしたら7時半頃、コピーライターのT山君から電話がかかってきた。

 内容は、以前何かのエッセイの募集に応募して予選通過したけど決勝で落ちたみたいな話で、そのエッセイのネタでちょっと私が関わっていたので報告があったというわけだが、ひとしきり話をした後、T山君が「ちなみにですね」と切り出してきたのである。

T山「田尾さんこないだヒッチハイクのおっちゃんの話書いてたでしょ」
田尾「うん」
T山「僕ね、夜中の3時頃、高松の塩屋町で同じようなおっちゃんに声かけられたんですよ。小太りのおっちゃんでしょ?」
田尾「そうや」
T山「ほんで田尾さんの日記読んで、同じおっちゃんちゃうかなと思って」
田尾「うわっちゃー! やられたかー!」
T山「何か、徳島に帰るのに乗せて行ってくれんやろか…とか言われて」
田尾「今治に帰るんちゃうんか!」
T山「僕、行き先が500メートルぐらい先だったんで断ったんですけど」

 同じおっちゃんであることを前提として、寸借詐欺、ほぼ確定(笑)。お釣りもメロンも送って来ない方に1000円(笑)。さえない風体のおっちゃんやったけど、すごいなあ。金のためならあそこまで平身低頭お礼を言えるんや。いや、とりあえず学習しました。頭でわかってても現実に直面したらなかなかその場で「真偽を問いつめて断る」いうのができんということ。こっちの性格に寄る所が大きいんだろうけど、日頃からあれだけ自分のことを「頼まれたらなかなか断れない性格」とわかってて「無理なことはちゃんと断らないかん」と言い聞かせているいるのになあ(笑)。ま、“悲しいおっちゃん”にちょっとだけ施した、ということにしとこ。とりあえず、「生まれて初めてヒッチハイクのおっちゃんを車に乗せた」いうのを「生まれて初めて寸借詐欺にひっかかった」と訂正しておきます(笑)。小太りのケーシー高峰みたいな寸借詐欺のおっちゃん、まだその辺にいるかもしれませんので、みなさんどうぞお気をつけて。ただし、メロンが届いたら前言を撤回するけど(笑)。
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